今後はこの作品に関する記事はこのカテゴリで書きます。
…さて、頭が沸きそうです。マジで。
『ごくもえ』を書くに当たって、地獄とかそういうものの情報を集めているのですが、これが諸説さまざま、さらには本当に頭が沸きそうになるほどに難しいのです。
継続して色々と調べるつもりではありますが、そもそも生きている我々人間にとっては実際に行くことの出来ない世界(行きたいとも思いませんが)なので、簡略化あるいは自分なりにアレンジをして書こうかと思います。
読む人だって、萌え系イベントとか萌えキャラによるストーリーを読みたいのでしょうし、そんなお話で地獄を始めとした宗教思想や概念や想像(言い方は悪いと思いますが)をつらつらと語られても困るでしょう。
ワシだったら困ります。
あくまでキャラ設定、そのバックグラウンドの延長線であると思っていただくしかないように思えます。その道のプロの方(がもし読んだとしたら)に怒られるのを覚悟の上で書くしか…。
同時進行で、メインキャラの性格設定やビジュアルなんかも書き進めてます。
今回は男2人、女3人がレギュラーでほぼ決まりそう。
内わけは、主人公、(色々な意味で尊敬できる)悪友、閻魔の娘、主人公の妹(義妹)、隣のお姉ちゃん、です。
サブとしては担任の先生と、委員長あたりが妥当かなと。
ルキ以外のキャラの名前や性格は全部出来てますので、あとは彼らの性格や立ち位置を作者がしっかりと理解し、脳内で一通り動かしてみないといけないですな。
ルキに関しては、性格が二通りあってどちらにするかまだ悩んでいます。
ズバリ、可奈っぽくするか、明日真っぽくするか、です。
それだけだと良く分からないでしょうから四字熟語で書くと、天真爛漫か、冷静沈着か、ってことです。
前者も後者も、前者はシリアス(シーン)、後者は萌え(シーン)という意味では本来の性格とのギャップが大きくてキャラとしては良い感じです。
ですが、看板を背負うメインヒロインである以上、読者に愛されるルキにしなくてはなりません。
おかげさまで可奈はものすごい人気だということは以前書きました。
でもあれは単に元気で賑やかで楽しい…というだけでなく、性格に一本筋が通っているからだと思うんです。
キャラキャラと言っても、その世界でしっかり生きている存在ですので、生まれや育ちが多少脚色入ってたとしても実在する人間並みに地に足着いた性格にする必要があります。
こういうキャラ、というテンプレートは重要かもしれませんが、そういう額縁はとっとと取っ払って、内面で魅せるヒロインを書きたいのです。
話を戻しますが、キャッホーウ! って感じで作品内を暴れまわる元気なルキにするか、全体を通して落ち着いていて大人びているけどSっ気もたっぷりな狙いまくったルキでいくか、目下悩み中です。
どうでもいいですが、後者ルキのイメージは『天神乱漫』の卯花之佐久夜姫です(前者は可奈しか浮かばないのであえて書きません)。
前者か後者か。
他のキャラとの差別化を狙うなら後者ルキでしょうね。
けれどもそれだと『萌えを求めてやって来た』という目的にすらも落ち着いた対応を見せる気がしてイマイチ盛り上がりに欠けるかな、と。
今はまだ隠していますが『やって来たもう一つの目的』に関して言うなら、こっちの性格の方が合っているでしょうね。
対して前者ルキの場合、なんでもはっちゃけて多少の無茶とかもしでかして、バックグラウンドの『地獄』という設定すらも楽しくさせることが出来そうです。ってい言うかワシはそっちのヒロインの方が書きやすいです。
ですが可奈とモロ被りになりそうで、自分的にはある種のタブーを犯す勢いですけどね〜(江戸川テンは、全ての作品のキャラの性格は一つとして同じようにはしない、という自分ルールを持っています。これは可奈の居る『陽坂高校文芸部』が全ての物語の集約点だと考えているからです)。
でも…そうなっちまうなら仕方ないですかね。
これも額縁を外すってことに繋がるんでしょうし。
ふむふむ。
まぁ、もう少し煮詰めてみます。