とりあえず、もうCDとかの読み込みが出来なくなりましたね。 非常に困りました…。
ところで以前日記でこき下ろした『迷い猫オーバーラン』ですが、どういう訳か結構な人気を誇っている様子。すぐ切られると思ってたのに続巻しまくってて驚いています。
あんなダメな小説…というか、あれでお金取っていいんだろうかとさえも思った駄作が何で売れてるんですかねぇ?
…と、ちょっと前までは思ってましたが、最近その理由が分かったかもです。
なんか漫画とかアニメとかにもなっているようですが、つまりはみんなああいうコテコテなキャラがお好みと言うことですよね。どうしてああもツンだったり暴力的だったりするキャラが好きなのか、本当に理解に苦しみますが…みなさんそこはある程度割り切ってるんでしょうか。
ワシの嫌いな、キャラを『キャラ』としてしか描けていない作風も、二次元作品だからってことで割り切って読んでいる方も多いんでしょうね。数年前からそんな作品ばっかですし。
とりあえず原作小説は一巻を読んでつまらなくてすぐに捨てたんで、二巻以降は読んでおりません。なのでその後の作品でレベルが上がっていたとしても(キャラクターに人間としての深みが出来ていたとしても)ワシは知りませんし興味も無いです。だから反論は受け付けません。
興味があるとすれば…矢吹漫画でしょうかね。あのセンセの絵は好きなんで。書店でもたまに雑誌を見かけたら立ち読むこともありますからね。絵にだけ注目するパラ読みですが。
つか、いくら月刊誌だからといってもあのレベルの露出は驚きました。
まぁ十数年前のジャンプではあれくらい普通でしたが、今の世でよくやれたもんだなぁと。
と言うわけで再びこの作品をこき下ろしてみましたが、どうして今この作品を取り上げたかと言いますと、
『商業レベルで売れるようにするにはあの程度の書き方は必須なのだろうか、だとしたら自分もそうなるためにはやはりそういう方面ももっと見解を深めないといけないんだろうか』
とか、昨今の萌えブームを嫌がるワシには頭が痛い状況になっているので、なんかはけ口が欲しくて槍玉に挙げた…んだと思います(苦笑)
「萌え」なんて言葉は滅びれば良いと、わりと本気で思っています。
『迷い猫』原作者の松さんは生粋の洗練されたオタのようなので問題はないでしょうけど、ワシのように半端なオタにはなかなか厳しい世の中でありますよ。
売れるためにそういう方面にするのは分かります。そして作者がそういう方面が好きな人なら何も問題はないのです。
が、逆に嫌いな人はどうすればいいのかと。そうしないと売れないんだから仕方ない、と割り切って書ければいいのですが、根が頑固なワシにはなかなかそうもいかないのですヨ…。
そういう媚びてる感じの要素が特になくても売れるくらいの腕やアイディアがあればこんなことで悩む必要もないんですけどね〜。
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