午前中が散々だったので(一つ前の日記参照)、ちょっと癒されようと少し遠い地域まで車で走って、大きなホームセンターの中のペットコーナーへ向かいました。
ワシは動物は全般的に好きですが、中でも犬がお気に入り。
毛がもふもふしてて元気な感じの犬とか特に好きです。ボーダーコリーとか。
ケースの中を順に見ていくと、ひたすら寝ている犬もいれば、飛び跳ねて暴れている犬もいたりで、見てて飽きませんでしたね〜。
今年の初めに愛犬を亡くしたばかりでしたから、日中一人で寂しい祖父さんのためにも、また犬が欲しくなりましたね。
そんな感じで見ていくと、鳥や小動物の居るコーナーが。
アンディは世渡り上手なモルモットを一匹飼っているためか、ハムスターなどに黄色い声を上げてました。うん、そこで飛び跳ねてるちっこいのとか、なんかアナタによく似てるよね。
そしてその部屋の角。
鳥かごの中で、ワシは魂の友に出会いました。
彼(?)の名は、なんとかミミズク(笑)
漆黒の瞳をワシに向け、片時も目を逸らそうとはせずに、ただひたすらにワシをジッと見つめてきます。
すぐ横にいるアンディも意に介さず、ワシがしゃがめば下を、体をずらせばその通りに視線を顔ごと動かして、ワシを見つめています。
いつしかワシらは互いに見つめあい、魂のクロスを感じました。
「ヘーヨーブラザー」
八尾の人柱力並のノリで、ワシは彼に向かって言いました。
彼はじっとワシを見つめ、やがて無表情のまま、右目だけを動かしてウインクしました(マジで)。
なんかもう色々と通じ合えた気がしたので彼を買って行きたかったんですが、お値段が6桁に達していたので無理でした。
その十分の一くらいの値だったら買っていたかも知れません。
「じゃあな。また逢おうぜ、ブラザー」
部屋を出るとき、寂しさを混ぜた言葉を、ワシは彼に送りました。
彼はワシをジッと見つめたまま、一言も発さずに、またウインクしました。
機会があれば、近いうちにまたブラザーに会いに行こうと思います。