2006年05月31日

いつもと趣向を変えて

今回はですね、昨日描いたラフ絵がどういう過程を経てカラーのイラストになるか、の過程をちょいとお見せしたいと思います。

まずは過程その1。

Color no katei 1037.jpg

色が解りやすいようにちょいと黄色っぽくしてあります。

ワシの場合、カラーは基本的に『写し描き』です。下のラフ絵が透けて見えてますよね?
ラフや線画にコピー用紙を重ねて、メンディングテープ(左上や右上に見えるアレです)で留め、主線描きと塗りを同時進行でやっていきます。これは『描くだけ描いて塗らない』という怠惰な行動の抑止に繋がり、同時に、常にテンションを上げた状態でいられるという特典付きです。
これを見るとよく解りますが、中央の可奈と左の鳴海を同時に描いています。鳴海は可奈と髪の毛が被るために二人を同時に描き始めて、その後交互に描いているんですね。(スバルはまだ胸と脇の一部分しか描かれていません…)
鳴海が首をやや前面に出して、窓の外に顔が出ている、というのが解ると思います。

使っている色ですが、可奈の目は薄い部分はコピックスケッチのW1、濃い部分はスケッチのW3を。鳴海の髪と目の薄い部分はスケッチのB000、目の濃い部分はスケッチのN1を。そして二人の制服もスケッチB000です。ちなみにネクタイはライトグリーンですが、あとで塗り重ねて色を変えるので、最初にB000で塗ってます。肌の色はコピックのコミックマーカーCM2です。
ワシは塗る場合は、こうやって一番薄くて面積の広い色から順に塗っていっているのですよ。


過程その2。

Color no katei 2038.jpg

ここからは黄色っぽさをなくして、元の色で表します。

スバルの主線を描いて、髪の毛にスケッチR00を。目は薄いところはマーカーCM25、濃いところはCM13です。可奈の髪の毛はスケッチのYR000を使っています。
三人の頬にマーカーCM26
可奈と鳴海の間にある黒板をマーカーCM36で塗り、教室内をCM14で。蛍光灯の本体部分とカーテンにはスケッチG000。窓のサッシにはCM10ですね。


そしてここで第一段階終了となります。
塗りムラや、乾燥不足による妙な配合色を防ぐため、一晩このままにして乾かします。「この絵を塗るのに三日かかったんですよ〜」とかってワシはよく言いますが、こういうことをしているので一日に塗れる部分が決まってしまうのです。
なので続きは明日です。


ところで、修正ナシの一発塗りで行っているため、「あ、ヤベ、ここの色を間違えた」とかいう事態になっても直せません。
なんでこんな事を言うかと言うと、教室内の色がちょっと予想よりも微妙にアレだったのでだいじょうぶかなぁとか考えてしまったからです
まぁ塗っていけば気にならなくなるでしょう、たぶん。

では、明日はこの続きからやっていこうと思います。行き当たりばったりな企画ですが、どうぞ宜しく。




posted by 江戸川テン at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | リオ・プロジェクト業務報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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